英霊・顕彰

下見 忠魂碑

碑文名
忠魂碑
建立日
昭和12年3月 帝国在郷軍人会下見村分会 
英霊
戊辰戦争:1柱 日清戦争:1柱 日露戦争:3柱 大正九全欧州戦役:1柱 支那事変:1柱 大東亜戦争:24柱
解説

碑は下見福祉会館の敷地内にあり、周囲には廃校になった学校の門柱など、当地ゆかりの物が並んでいる。
碑自体は大東亜戦争前に建立されているが、基礎部の銅板には昭和23年までの御英霊の御名前が記されている。その中に 大正九 全欧州戦役と記されたものがあり陸軍軍人の方が散華されている。これは第一次世界大戦とも思われるが、 大戦終結は大正7年であり、年号的にはシベリア出兵とも考えられる。
大東亜戦争で散華された方のうち19名の方は散華された年月日と場所が記され、 それを見ると硫黄島や、特攻隊であろうか沖縄沖という方、8月6日の原爆で亡くなられた方、 法務死か抑留先なのか終戦3年後に亡くなられた方など、それぞれの最期の姿を感じ取ることができる。
広島大学の直近の為、一日じゅう学生の往来があるが、 どれだけの学生がこの碑の存在に気付いていることであろうか。

アクセス

国道2号線西条バイパス下見南交差点より広島大学方面へ約1km
中国JRバス 西条広島国際大学線 下見バス停そば

地図