英霊・顕彰

大竹市 招魂社 慰霊碑 誠忠碑

碑文名
慰霊  誠忠碑
建立日
招魂社 明治39年3月創建 昭和9年4月遷座  慰霊碑 昭和43年10月大竹市遺族会  誠忠碑 大正3年3月大竹町油美村
英霊
招魂社 奉納神霊録:1,457柱  慰霊碑 西南の役:1柱 日清戦争:6柱 北清事変:4柱 日露戦争:27柱 シベリア出兵:2柱 上海事変:1柱 満州事変:1柱 支那事変:92柱 ノモンハン事件:1柱 大東亜戦争:1126柱  誠忠碑 日露戦争戦没者
解説

大滝神社の北側に招魂社があり、境内に慰霊碑、誠忠碑、凱旋紀念碑などが建っている。
招魂社の前には「招魂社の神様は、日本の危難を乗り超える為に命を捧げ、日本を守って頂いた最も身近なご先祖様様です。今の平和な日本があるのは、 ご先祖様のおかげです。これからも神様に守って頂ける様にお祈りしましょう」と書かれた看板がある。
慰霊碑は台座部分に、祀られている戦没者のお名前がびっしりと刻まれている。ほとんどが大東亜戦争で散華された方々で、 女性のお名前も見られることから、動員学徒・義勇隊などの原爆犠牲者の方も多く居られるものと思われる。 千二百名を超えるお名前が並ぶ様は、感謝とともに強い悲しみを感じる。 傍らの石には「明治改元より時移り星変りここに百星霜 その間、あるときは大陸の戦野に、あるときは南溟の涯に 国に殉じて花の命を散せしもの少からず、はたまた世界最初の原爆に逢いて、痛恨の最後を遂げたるもの多し。思うに今日の平和も繁栄も これら英霊の犠牲なくしては、あり得ず。 我ら遺族のもの、悲痛の中より発起しここにこの塔を建立す。英霊よ、安らかなれ。」という碑文が刻まれている。
誠忠碑は明治三十七八年戦役紀念として建てられており、戦死者と従軍者、合わせて231名の方のお名前が刻まれているが、 戦死者と従軍者の区切りが判らなかった。

アクセス

国道2号線「大竹栄町郵便局前」交差点から西に1.0km。駐車場あり。
大竹市運営バス 坂上線「大竹中学校」400m。

地図