英霊・顕彰

瀬戸町 福井八幡神社 忠魂碑

碑文名
忠魂碑
建立日
大正6年4月 帝国在郷軍人会瀬戸村分会・征露従軍紀念会  昭和48年1月 瀬戸町遺族会・大東亜戦争従軍者により合祀
英霊
日清戦争:2柱 日露戦争:9柱 満州事変:1柱 支那事変:12柱  大東亜戦争(昭和16年:3柱 17年:11柱 18年:16柱 19年:29柱 20年:61柱 21年:4柱 22年:1柱 23年:3柱 25年:1柱) 動員学徒:5柱
解説

大正6年に日露戦争までの御英霊を祀った忠魂碑が建立された後、昭和48年にその後の戦役で散華された御英霊が合祀された。 そして平成11年9月に痛んでいた合祀碑を綺麗なものに作り換えている。
合祀碑の銘板には御英霊が散華された年月日順にお名前が書かれている。一番古い方は明治28年4月30日、一番新しい方は昭和25年11月7日に散華されており、 その詳細な記載には、ただただ驚かされる。そしてその記録を見ると、昭和19・20年の2年間で散華された方の数が90柱と、 50年間の戦役全体の半数以上を占めており、この期間の戦いの過酷さを物語っている。 また終戦後に亡くなられた方が19柱もおられ、その無念を思うと心が痛む。動員学徒の方は20年8月6~8日に亡くなられた方が4柱おられ、おそらく原爆によるものと思われる。
立派で詳細に記録された銘板を見ると地域の遺族の方々の御英霊に対する感謝の念を感じる。また付近には尖塔型の戦役記念碑も建っている。

アクセス

国道2号線「岩足橋北詰」交差点を南東方向に1.2km、T字路を左折600m。 鳥居の右側に忠魂碑群はあるが、駐車場は神社北側の参拝坂路を登ったところにある。 
トモテツバス新川線「温泉口」60m。

地図