- 碑文名
- 日支事変供養塔
- 建立日
- 日支事変供養塔:不明 杉本中佐の碑:昭和14年9月
- 解説
供養塔・杉本中佐の碑はともに紅葉で有名な禅寺・仏通寺の参道脇の広場に建っている。
杉本中佐は「大義」の著者として有名で、広島の第5連隊に所属し、毎週土曜日には、仏通寺に参禅されていた。 昭和12年9月14日満州事変にて戦死。敵の弾を満身に受け死して尚倒れなかったという。 碑文には「汝吾を見んと欲せば尊皇に生きよ。尊皇精神あるところ常に吾在り。」とある。この碑から川の方を見ると、山肌の岩に大きな文字で「尊皇」と刻まれている。 供養塔は、この杉本中佐と関連があるのかもしれない。
紅葉狩りなど観光で仏通寺を訪れた際は是非拝礼願いたい。- アクセス
三原市本郷町内で国道2号線仏通寺入口交差点から県道50号線を北上、7.5㌔ほどで仏通寺に着く。駐車場から寺へ続く参道の左側にある。
芸陽バス三原本郷線「仏通寺」下車。- 地図