英霊・顕彰

竜王山 慰霊観音

建立日
昭和58年 中村智澄氏
英霊
大東亜戦争で南海に散華された御英霊
解説

*写真の説明
2枚目 参道入口石碑

三原市中心部の南にあり瀬戸内海の眺望がすばらしい竜王山。近年「みはらしライン」が完成し 駐車場も整備されているが、その駐車場から展望台へ向かう道端に慰霊観音参道の石碑がある。 残念ながら参道は非常に荒廃しており、正直入るのは勇気がいるが30メートルほど登ると 立派な観音像がある。
参道の碑文によると、中村氏という方が南海に散華された友や同胞を慰霊するために 個人で建立したもののようである。
観音像の台座はすでに植生で覆われており、協賛者と思われる方々の名を刻んだ石板が何枚も立て掛けてあるのが、かろうじてわかる。
全国はもとより海外でも慰霊碑が荒廃して自然に還っていると聞くが、その状況を目の当たりにして心が痛む。

アクセス

三原中心部より筆影山登山道を経由して登るのが近いが、道が狭いので 幸崎方面から登る「みはらしライン」を利用することをお勧めする。

地図