英霊・顕彰

忠海 賀儀城址 忠魂碑

碑文名
忠魂碑
建立日
不明
英霊
戊辰戦争~大東亜戦争までの忠海出身の戦死病歿者400余柱
解説

賀儀城は20mほどの小山で、沼田小早川氏の一族・浦宗勝の水軍城。忠魂碑はその頂上広場にある。 金色の砲弾状の尖塔を載せた青銅色の碑は台座を含めると10m以上の高さがある。 城址登り口に忠魂碑の説明板があり、それによると 昭和29年に忠海町遺族親和会が結成され、碑に戊辰戦争から大東亜戦争までの同町の御英霊を合祀した。それから62年間、毎年追悼慰霊祭を行ってきたが、 平成28年に遺族親和会が解散し慰霊祭も行われなくなった、と書いてある。
凝った意匠の大変立派な碑であるが、年月とともに慰霊追悼を行う者がいなくなっていくという、慰霊碑を取り巻く問題を目の当たりする思いがした。 自動車で訪れるには少々手間な場所だが、頂上からの景色も良く明るい雰囲気の場所なので、大久野島観光のついでに訪れていただきたい。

アクセス

国道185号線「城山北踏切」交差点を海側に入り200mほどだが、道も狭く付近に駐車スペースはない。 大久野島観光等で忠海港第二駐車場を利用すると350mほど歩けば城址に着ける。
JR呉線「忠海」500m。

地図