英霊・顕彰

川尻町 川尻小学校 挺身護国碑

碑文名
挺身護国
建立日
昭和9年5月建立 昭和28年5月再建 平成15年3月 川尻町遺族会 戦没者氏名碑追加
英霊
川尻町内出身戦没者 258柱
解説

川尻小学校の北側、校庭より一段高いところに碑はある。学校敷地の柵より外にあるので、いつでも参拝できる。
台座部分に、おそらく建立当時のものと思われる漢文と、平成15年に作られた戦没者氏名碑がある。 漢文末尾に昭和9年とあり、正面の銘には昭和28年とあることから、 大東亜戦争終戦後の占領軍の愛国的思想の根絶を目的とした慰霊・弔魂的行為の禁止の影響を受けたが、 昭和27年に講和条約が締結され 禁止が解けたため、翌28年に再建されたものと推測される。 戦没者氏名碑には「日中戦争につづく太平洋戦争の終結から、五十有余年が経過した。  戦後、日本の平和とめざましい発展は、これまでの戦いで、国のため命を捧げた戦没者の尊い犠牲の上にある。 我々は、この功績を忘れ大志を風化させてはならない。 ここに、碑の再建を機に英霊の鎮魂と遺徳を顕頌して、氏名を刻し後世に伝える。」 との碑文が刻まれている。

アクセス

国道185号線「呉市東消防署川尻出張所前」交差点を山側に入り、一方通行を迂回する形で、突き当りを左折、右折、左折を繰り返し、 小学校正門に出たら、右折し左回りに学校の北側に出る。碑の敷地の斜め向かい側に駐車場あり。
呉線「安芸川尻」800m。

地図